各章の攻略が、ちょっと遠回り過ぎると言う見方もできるかな?迂遠に過ぎるというか。事実その手の批判が多かった。でも、エンディングには泣けた。
ところで、真偽は不明なのだが、エンディングの解釈に堀井氏が言ったとされる幻覚説がある。仲間達を送り、故郷に戻った主人公。しかし、そこには誰も居ず廃墟でしかない。でも、失われた花畑に花が咲き、最後にはシンシアが生き返り仲間達に囲まれてハッピーエンディング。しかしそれは、主人公の「幻覚でしかない」というものだ。どちらが真実なのかは不明。だけれど私は思う。堀井氏自身、明確に決められなかったのだと。人生を歩む者に否が応でも無く刻まれる現実感から来るもの。それが、「これが現実さ!」と突き放す幻覚説なのだ。でも、それでもハッピーエンドであって欲しいという願望の結果が、あの明確に表されないエンディングの形なのだと。もう一度記しておくが、この説(堀井氏発言)に関しては真偽不明です。